子どもの便秘の原因は?薬に頼らずスッキリ解消する方法を知りたい!

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「最近、トイレに座る様子がないなぁ…」に始まり、「あれ?最後にウンチしたのいつだっけ?」という疑問から子どもの便秘に気づくという親御さんも少なくありません。
便秘であるということなど気にせず元気に遊びまわる子どもも居れば、お腹が重いのかぐったりしている子どもも居るなど、その様子も様々です。
見るからに辛そうな場合はともかくとして、見た目に元気なら「まぁ、いいか♪」と看過してしまいそうですね。

しかし、放っておくととても危険なのが便秘の恐ろしいところです。
肥満になったり、腸閉塞を引き起こしたりといった新たなる弊害をもたらす他、大腸がんの発症要因ともされているのです。
また、出ていくべき便をそのままにしておくと、腸の機能が低下し、便秘自体が慢性化することにもなってしまうのです。
これは絶対に改善しておきたいですよね。

まずは家庭でできることを考えて実践していきましょう♪

何日くらい便が出ないと便秘なの?

そもそも、「便秘」とは、どのような状態のことを指すのでしょうか?

大人の場合は、3日以上排便のない場合や、週3回未満の排便であれば便秘であるとされています。
しかし、これは、国際消化器病学会や日本内科学会の提唱している定義であり、明確に決まっているわけではありません。
1日1回排便がないだけで辛い人にとっては、1日出ないだけで便秘であると言えますし、3日排便が無くてもピンピンしている人は、便秘とは言えないかも知れません。

特に、2歳以下の乳幼児は、食事や環境によって排便の頻度が大きく変動する可能性があるため、はっきりとした基準がありません。
日数や回数ではない他の状況から便秘を見極めていく必要があるのです。

便の形状・量にも気を付けて!

「便が出た、大丈夫!」と、思う前に、ちょっと確認してみてください。
ウサギの便のようなコロコロとした小さな便ではありませんか?また、ミミズのような細い便ではありませんか?
この場合は、排便していても便秘であると言えるでしょう。
便に極端に水分が少ない状態であるため、腸から出にくくなっており、4~7日前に食べたものが押し出されてやっと出た状態です。

このような便が十分な量出ているのであれば、まだ改善傾向にありますが、小さなものが1~2個しか出ていないといった極端に少ない場合は、便秘であると言えます。
質・量ともに見逃せない大切なものなのです。

子どもの便秘の原因は?

では、便秘になってしまう原因は何なのでしょうか?
そこには、実に多岐にわたる理由が隠されていました…!

偏食

好き嫌いのない子どもは珍しいと言われるほど、食事に関しての悩みを抱えている親御さんは多いものです。
とりわけ、野菜が苦手な子どもが非常に多く、排便を助ける食物繊維やミネラル分などが不足しがちとなっています。
その一方で、肉・パン・お菓子といった炭水化物や脂質は好んで摂取する傾向にあり、それらが体内に溜まって便が出にくくなるという事態を引き起こしてしまっているようです。

腸内環境が未発達

子どもは、身体の全てが未発達である状態であり、腸内環境もその1つです。
腸の形状や腸内の細菌などの関係で、腸の働きが鈍っているということも十分あり得ます。
健康的に良い働きをする善玉菌が優位であれな、腸内環境が正常に保たれますが、何らの原因で悪玉菌が増殖すると、便の状態も悪化の一途をたどることとなってしまうのです。

下剤・浣腸の使い過ぎ

便秘を改善したいからと、すぐに下剤や浣腸を使っているということはありませんか?
「1日出てない…すぐに何とかしなきゃ!」と、便秘が心配であるあまりに多用すると、逆効果となってしまうことがあります。
これは、腸が薬に慣れてしまい、薬なしでは排便ができなくなってしまうのです。
下剤や浣腸は「どうしても…!」の場合のみに留めておき、普段は別の改善法を実践した方が良さそうです。

ストレス

毎日元気に走り回っているのに、ストレスなんてあるの?と不思議に思われるかも知れませんね。
子どもは日々の生活環境において、様々なストレスにさらされています。
例えば、「車の騒音がうるさい」や「ささいなことで叱られた」や、大人では何とも思わないようなことにも過敏に反応するのです。
そのストレスが腸の働きを阻害し、結果として便秘の原因ともなり得るのです。

重大な病気を伴っている

風邪などから下痢を引き起こすように、便秘になる場合もあります。
それだけでなく、腸自体にに重大な病を抱えているかも知れません。
腸が動かなくなるヒルシュスプルング病や、肛門の奇形による鎖肛というものや、甲状腺機能の低下によるものなど、様々なことが考えられます。
あまりにも慢性化する場合は、迷うことなく、かかりつけの小児科医を受診するようにしましょう。

辛い便秘を解消するには?

便秘を改善するために、家庭でできることは、どのようなことがあるのでしょうか?
是非一度試していただきたいことをご紹介いたします。
子どもにだけでなく、便秘持ちの親御さんにも役立つかも知れませんよ♪

運動しよう

サッカーやテニスといった本格的な激しい運動も良いですが、散歩などで歩き回るだけでも十分に改善の余地はあります。
おなか周りや腸が小刻みに刺激されることや、運動によって血行が促進されるので、腸の働きが活性化させることができます。
子どもの年齢や興味・関心に合わせた運動をさせてあげましょう。

また、赤ちゃんなどで歩けない場合は、仰向けにして足をお腹の方に向かって屈伸させる動きをするだけでもOK!
ほどよくお腹が刺激されるので、腸が動き出しますよ。

マッサージをしよう

子どものおへそを起点として「の」の字を書くように、ゆっくり優しくマッサージしてみてください。
仰向けに寝たままでも良いですし、トイレに座らせた状態でも行えます。

しばらく行ってみても出ない場合は、子どもの左側(向い合う状態だとご自身の右側ですね)の、脇腹から背中にかけてを、親指の腹でゆっくりと押してみましょう。
そこが、ちょうど大腸の詰まりやすいポイントとなっているため、刺激することで便が出やすくなることが期待できます。
子どもはきっとくすぐったかったり、痛がったりと様々な反応を見せますが、気にしてはいけません。
強い気持ちで、しかし優しくマッサージしてみてくださいね。

トイレに座ってみよう

親御さんの忙しさやご都合から「早くしなさい!」が口癖になっているようなことはありませんか?
その「早くしなさい!」から、子ども自身がトイレを焦ってしまい、ゆっくり座ることができず、出るものも出なくなっているかも知れません。
一度、トイレにじっくり座って、ゆっくり用を足せる環境にすると、意外とスッと出たりすることもあります。

実際、保育園でも、排便状況が気になる子どもは「今日は一回ゆっくり座ってみよう」と保育士が誘うということが日常的に行われています。
頑固な便秘も、案外すんなりと時間が解決することもありますよ。

食事が大切!

やはり、毎日「何を食べているか?」ということが非常に大切です!
米・お菓子などの炭水化物は、エネルギー源として利用された後は、その大半がカスとなって便として排出されるべきものです。
しかし、それらを排出するのに役立つ、食物繊維・ミネラル・乳酸菌などが不足していては、溜まったカスを排出できないのです。

炭水化物を摂ったなら、それ相応に他の栄養も摂取し、バランスのとれた食事をする必要があります。
例えば、キノコ類・玄米・こんにゃくなどは、腸内環境の改善に役立つ食物の代表格です。
他にも、リンゴ・ナッツ類・ヨーグルトなども有効ですので、おやつ代わりにも食べておきたいところです。

食生活の改善こそが、腸内環境の活性化へとつながり、やがて便秘知らずの身体へと導いてくれますよ♪

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おはる

第2子を妊娠中に「ボケ防止に…」と始めた勉強で保育士資格を取得。 認可保育園・病児保育所での勤務を経て、現在は会社員兼2児の母。 専門は日本語・英語での文化交流だったはずが、いつしか保育や社会的養護が生活の中心に。 ウサギさんと関ジャニ∞をこよなく愛する三十路少女(o゚▽゚)ノ♪