子どもが嫌いな野菜ランキング第1位は?また、その理由は?

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味・色・かたち・食感…様々な理由で子どもたちの嫌われ者となっている野菜たち。
何とか食べて欲しくて、料理の中に上手に混ぜ込んだはずのものでも、それを目ざとく見つけて器用に取り除いている姿を見ると、哀しいのを通り越して感心してしまうという親御さんも多いのではないでしょうか。
中には、食わず嫌いで、全く口にしたことがないのに何故か毛嫌いしていたり、そもそも野菜全般が全くダメというツワモノもいらっしゃるほど…!

そこまで嫌われてしまう理由は何なのでしょうか?
特に子どもに嫌われている野菜とその理由を知ると、なんとなくその動向と対策が見えてきそうです。

子どもが嫌いな野菜ランキング

どの野菜が子どもたちに嫌われるものなのでしょうか?
コドモゴト独自の調査で発覚した「特に嫌われる野菜」をランキング形式でお伝えいたします。

第1位 ピーマン

ぶっちぎりの嫌われもの、ピーマンです。
ビタミンCやβ-カロテンが豊富な夏野菜で、免疫力を向上させる働きがあります。
しかし、強い苦味が特徴的で、どんなに小さく刻んでも、他の食材と混ぜても、その存在感を発揮し続ける永遠の強敵です。

第2位 なす

マーボーナスやパスタの具材として入っていることも多く、少々意外かも知れませんね。
しかし、なす自体にこれといった味がしないことや、食感がおぼつかないことから、嫌われる傾向にあるようです。
特有の色素であるナスニンには、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、高血圧の改善・便秘予防などに効果的とされています。

第3位 トマト

サラダなどの生食としてや、トマトソースやスープなどとして温めて食すことも多く、実に万能な野菜です。
赤い色素であるリコピンは、体内の活性酸素を除去する働きがあり、がんや動脈硬化を防ぐ効果があります。
酸っぱさや食感などからこうして嫌われる野菜としてランクインする一方、好きな野菜として挙げる子どもも多く、賛否両論分かれる野菜となっています。

第4位 ネギ

長ネギ・白ネギとも、薬味や付け合わせなどとして、食卓に彩りを添える野菜です。
アリシンという疲労回復効果や消化促進に効果のある成分が豊富ですが、これが辛みや香りの元ともなっており、「辛い・臭い」など、子どもにとっては苦痛でしかない相手となっているようです。

第5位 セロリ

香り・味ともに独特であり、有名な歌謡曲で「好き嫌いは否めない」と引き合いに出される野菜でもあるほど、大人でも好みがわかれる野菜です。
多くのビタミンをはじめカリウムを豊富に含む野菜であるため、利尿作用があることから腎臓病の予防にも期待できます。

第6位 にんじん

カレーやシチュー、ハンバーグの付け合わせにまで、子どもたちの好きな料理にも使われる場面が多いものです。
年中通して安定的な価格で販売され、β-カロテンも豊富なことから、親御さんには好まれる一方、青臭い・固いなどの理由で子どもに嫌われてしまうようです。

第7位 しいたけ

数々のキノコ類の中から、なぜかしいたけだけがランクイン。
ビタミンDや食物繊維が豊富である一方、グニュッとして食感や子どもの咀嚼力ではなかなか噛み切れないことから食べたがらない子どもも多いようです。

第8位 ニラ

餃子やレバニラなどに用いられ、スタミナアップに効果的な野菜として知られています。
ビタミン全般を豊富に含み、血行促進に効果的とされていますが、特有の香りが苦手とされる元凶であるようです。

第9位 アスパラガス

グリーンアスパラもホワイトアスパラも、ともに栄養価の高い野菜となっています。
特有の成分であるアスパラギン酸は、疲労回復に高い効果を発揮すると言われ、栄養ドリンクにも含まれているほど。
しかし、筋が固い・噛み切れない・青臭いなどの理由から敬遠されることが多いようです。

第10位 キュウリ

そのほとんどが水分であるキュウリですが、むくみを解消して血圧上昇を防ぐカリウムが含まれています。
好きな子どもも多い一方、青臭いことや、カブトムシやコオロギなどの「虫が食べるもの」という視点もあり、嫌いな子どもも多いようです。

気になる嫌いな理由は?

「えぇ!?何で嫌いなの!?美味しいのに…」と、悩みながらも若干のいらだちを覚えてしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
しかし、親御さんご自身が子どもだったときのことを思い出してみてください。
きっと共感できる点があることでしょう。

ピーマンは苦味が強すぎる

何といっても、苦い!これが子どもにとっては大きな苦痛であるのです。

そもそも、人間は苦味を本能的に「毒だ」と判断する能力を持っており、防御本能から「嫌い」に転じてしまうことがあるのです。
この苦味が一際強く、手に入りやすく調理も容易であるピーマンは、食卓への登場回数も多くなることから、多くの子どもが嫌いな野菜として挙げるようです。

また、多くの野菜は少なからず苦味を持っていることから、野菜そのものが嫌いだとする子どもが多いこともうなずけます。
親御さんがいくら「栄養豊富で身体にいいから」などと言っても、まだまだ本能優先で行動する子どもの心には届きにくいものです。

ナスは食感が受け付けない

ナス自体に味や香りがほとんどないことから、調理したものの味に染まりやすく、好きな野菜にもなりそうなものです。
しかし、注目すべきはその食感でした。

グニュッとしていて、「何を食べているのかわからない」といった声や、中には「鼻水を食べているようだ」との意見も聞かれました。
食べ物でないものに例えられると、親御さんも「とんでもないものを出してしまったのではないか?」と驚きと同時に焦る気持ちも出てしまいそうですね。
「トロトロとしていて美味しい♪」と感じる子どもはまだまだ少数派であるようです。

トマトは酸っぱい・口残りが悪い

赤くて丸い見た目から、「可愛い♪」と言う声も聞かれる一方、味・食感などへの不満が多く持たれるようです。
熟れきっていないトマトへの酸っぱさや、皮や種が口に残る後味の悪さがあるようです。
また、熟れたトマトや加熱したものに対しては、グジュグジュとした食感や酸味が際立つなどの声も聞かれました。

人間は、酸味に対しては「腐ったもの」という認識を持つとされ、シャキッとしていない食感と相まって避けられる原因となるようです。

子どもの野菜嫌いへの対処法は?無理に食べさせるべき?

「身体を守らなければ…!」という本能が働いて苦味・酸味を避ける傾向にあるため、子どもが野菜を嫌いになっているということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
つまり、好き嫌いをする子どもは、食に対して非常に敏感で利口ということの現れでもあるのです。

これらの好き嫌いは、生活における様々な体験を通して、成長とともに変化していくことが考えられます。
親御さん自身も「食べられなかったはずのものが、いつの間にか大好きになっていた」という経験があるのではないでしょうか。
その経験を、子どもたち自身も間違いなく積んでいくこととなるのです。
ですので、「イヤ!野菜嫌い!」に対しては、無理に食べさせる必要はありません。
何事も経験が大切です。無理せず少しずつ色んな味にトライするようにしたいですね。

また、端的に言ってしまえば、全ての野菜を好きになる必要は全くありません。
たとえ、ピーマンが食べられなくとも、ニラやアスパラガスが食べることができるのであれば言うことなしです。
できないことに不安になるよりも、「できること・好きなこと」に着目していきましょう!

ただ、摂るべき栄養に、極端に偏りが生じることは問題です。
ビタミンやミネラルを野菜から摂ることが難しいのであれば、その栄養に特化した食品やサプリメントを利用するのも1つの方法です。
成長期に必要な栄養素をしっかり摂ることこそ、長い人生における根幹となる重要なことであると言えるでしょう。

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おはる

第2子を妊娠中に「ボケ防止に…」と始めた勉強で保育士資格を取得。 認可保育園・病児保育所での勤務を経て、現在は会社員兼2児の母。 専門は日本語・英語での文化交流だったはずが、いつしか保育や社会的養護が生活の中心に。 ウサギさんと関ジャニ∞をこよなく愛する三十路少女(o゚▽゚)ノ♪