子どもの偏食は栄養不足を招く?偏食すぎると成長に悪影響が出る?

シェアする

出来ることなら、何でも好き嫌いすることなく食べて欲しいと思うのは、どの親御さんにも共通していることでしょう。
しかし、実際はどうでしょう?「あれイヤ、これイヤ」と言われ、偏食に走ってしまうことが多いのではないでしょうか。

その度に、
「料理が不味かったのかな?」と落胆する親御さん。
「是が非でも食べさせる!」と張り切る親御さん。
「絶対子ども自らの手で食べ終わるまで席から立たせない!」と根競べする親御さん。
「違うものは食べてるんだからまぁいいか♪」と楽観的な親御さん。
様々でいらっしゃるでしょう。

ただ、どの親御さんにも共通していることは、「我が子の健やかな成長」を願っているということに他なりません。
その願いへの態度は、各家庭や親御さん自身のお考えによって様々であるということでしょう。

心身ともに伸び盛りである子どもたちには、栄養バランスのとれた食事が重要であることは言うまでもない事実です。
また、栄養学などの研究・学問が発展したことによって、各専門家も声高に「幼少期からの食育の重要性」を叫ぶようになって来ました。
しかし、偏食であると、「我が子の健やかな成長」は実現し得ないことなのでしょうか?
案外、気楽に捉えることもできるものかも知れませんよ♪

偏食がひどい子どもは栄養が不足しがち?

偏食とは、読んで字のごとく「かたよった食事」を意味します。
食事の好き嫌いが激しいゆえに起こる事態ではありますが、その多くは、成長過程における一時的なものです。
特に第1反抗期とも呼ばれる2~4歳ごろは、ただただ目の前にやってくるものに対して「イヤ!」と言いたいだけという年頃でもあります。
そのうち食べられるようになるどころか、自ら進んで食べることができるようになり、その変化に驚かされることも少なくありません。

また、偏食をする子どもでも、「特定の食材を嫌うだけ」であれば、大きな問題にはなりません。
例えば、「お肉は苦手だけれども、豆腐なら食べられる」といった場合は、お肉で摂れなかったたんぱく質を豆腐で代替できていることになります。
このように、別の食べ物でその栄養を補うことができているので、栄養上の欠陥を示す例は少ないのです。
ですので、目の前のものを食べなかったからと言って、直ちに「偏食だ!」とは言い難い面もあるのです。
加えて、「残さず食べなさい」などと強要するのも、オススメできる方法ではありません。

現代日本は、良くも悪くも「飽食の時代」であると言われています。
この身近に溢れた食材を存分に利用することで、子どもの栄養の偏り・不足を補うことができるものです。
子どもの偏食は、意外な点で解決することもあるので、焦らないことが大切ですよ。

子どもの偏食はどんな影響を与える?

他の食材・食品で栄養素を代替えして摂取できる場合は、概ね心配ありません。
しかし、特定の栄養素ごと嫌うようなことが起こってしまっては問題です。

例えば、肉・魚・卵・乳製品・大豆製品などのたんぱく質を一切受け付けないということであれば、肌荒れをはじめ、免疫力の低下、果ては思考力や集中力が衰え、日常生活に大きく支障をきたす恐れがあります。
極端な偏食は、成長そのものに大きな影響を及ぼすのです。
伸び盛りの必要な時期に、必要な栄養素を摂取していないがゆえに、低体重・低身長と体格面でもさることながら、行動力・思考力などのパフォーマンス自体が下がることとなってしまうのです。

特定の栄養素ごとまるっきり食べられないということは非常にまれではありますが、決して起こり得ないことではないのも事実です。
多くのものが「嫌い」に変わってしまう前に、何とか工夫して食べられる方法はないか?と策を講じたいものです。

食材の調理自体に創意工夫を加えることはもちろんですが、サプリメントの力を借りてみるという方法もあります。
今は、成長期の子どものための栄養補助に特化した製品もあります。
お悩み別で用いてみるのもまた有効な方法だと言えるでしょう。

子どもの1日の理想の食事量、栄養バランスは?

子どもには、幼いうちからなるべく多くの食材・料理に触れさせたいものです。
好きな食べ物のバリエーションを豊富にすることで、自ずと栄養バランスのとれた食事を摂ることができるようになります。

とはいえ、毎日すべての栄養に気を遣って食事を用意するのはなかなかもって大変です。
そこで、毎日の活動に必要な五大栄養素より、不足しがちなものを重点的に摂取することで、質の高い食事を目指しましょう。
年齢、性別により多少の差はあるものの、子どもに必要な栄養素は、このようになっています。

いかがでしょうか?
量はわかっても、これが、多いか少ないかというのは判別がつきにくいところです。
そこで更に、農林水産省が提唱する「食事バランスガイド」が非常に役立つことでしょう。

これは、1日の活動をコマをイメージして作られています。
バランスが悪くなるとコマが倒れるように、食生活のバランスが悪くなるとコマは倒れてしまいます。
主食・主菜・副菜などをバランスよく摂取しながら、適度な運動を取り入れることが健康的な毎日には欠かせないとしているのです。

これらを鑑みながら、楽しい食卓にすることが、子どもの偏食を防ぐ大きな一歩となりますよ。

The following two tabs change content below.

おはる

第2子を妊娠中に「ボケ防止に…」と始めた勉強で保育士資格を取得。 認可保育園・病児保育所での勤務を経て、現在は会社員兼2児の母。 専門は日本語・英語での文化交流だったはずが、いつしか保育や社会的養護が生活の中心に。 ウサギさんと関ジャニ∞をこよなく愛する三十路少女(o゚▽゚)ノ♪