子どもの偏食は親が原因なの?親がすべきこと3選

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「うちの子、好き嫌いが激しくて…( ノД`)」と落胆する親御さんは、非常に多くいらっしゃるようです。
その偏食を少しでも改善したくて、日々様々な策を講じているなど、涙ぐましい努力を続けているとのこと。
しかし、毎日工夫して味付けしてもダメ、好きなものの間に挟むなどしてごまかしてもすぐにバレてしまうなど、与え方へのお悩みも多く聞かれます。

かといって、偏食ぶりを放置していると祖父母世代に「親の教育不行き届きだ!」などと非難されたり、幼稚園・保育所などの先生方に「おうちで努力してください」などと突き放すようなことを言われてしまったりと悩みは増幅する一方。
挙句の果てには「アンタがちゃんと食べないから…!」などと子どもを責め立ててしまい、ますます偏食は治らない…といった負のスパイラルに陥ってしまうのです。
とても頑張っているのに、誰も幸せにならないなんて、こんな理不尽なことはありません。

ひとたび子どもが偏食に走ると、その責任はすべて親御さんにあるかのような言い方をされてしまうという声も多いようです。
果たして、本当に親御さんだけのせいなのでしょうか?また、他にできることはないものなのでしょうか?

子どもの偏食は親のせい?

我が子が偏食であるがゆえに、周囲の人々にさんざん責められ、身も心も疲弊してしまう親御さん。
これはもう、自分のせいなんだ…と半ば諦めにも似た感覚で自分を責めてしまうこともあるでしょう。

確かに、幼少時の食生活が子どもの偏食に大きく関係している場合がほとんどです。
好きなものばかり与える環境で甘やかしてしまった・忙しさのせいで出来合いのおかずや外食が中心となってしまった・親御さん自身が偏食である…など、思い当たるところがある方もいらっしゃるかも知れません。
そのような食生活に対する監督が不行き届きであった点は、反省すべきでしょう。
しかし、気づいたそのときから改善していくことで、十分に軌道修正が可能です。これは、偏食する人が大人であっても同じことが言えるのですよ。

また、食生活に十分に気を配り、細心の注意を払っていたにも関わらず偏食するようになってしまったということもあるでしょう。
それもそのはず。発達過程において、味覚は日々変化するものなのです。
一時的に「これ嫌い、食べない」といったことは、誰にでも起こり得ることと言えます。

特に2~4歳ごろにおける「イヤイヤ期」と呼ばれる第1反抗期は、何に対しても反抗的な態度をとってしまうもの。
手を焼く親御さんも多いようですが、実はこの時期、発達過程において非常に重要な意味を持つものなのですよ。
その流れで、意味なく「イヤ!食べない!」と言ってしまうことも往々にしてあり得ます。

そういった意味では、偏食は、発達段階においてはある意味「正常な行動」と言えるかも知れませんね。

偏食がひどくなると子どもの成長に悪影響

偏食は決して親御さんだけに起因するわけではないということがおわかりいただけたことでしょう。
しかし、その偏食も何年にもわたって続いたり、食べられるものが徐々に減るということがあっては問題です。

特定の食材のみを嫌うのであればまだ許せるのですが、特定の栄養素を持つ食材が全くダメということは看過できません。
例えば、たんぱく源である肉・魚・卵・大豆のすべてを拒否するようであれば、そもそもの身体づくりが行えず、身体的に大きく成長することが困難なものとなってしまいます。
特に、たんぱく質をはじめ、糖質・脂質・ビタミン・ミネラルといった五大栄養素と呼ばれるものは、人間の活動には不可欠なものとなっています。
健やかな成長のためにも、バランスのとれた食事にしたいものですね。

また、あまりにも食べない・食に対して無関心であるなどが顕著であれば、かかりつけの小児科など専門医を受診するようにしましょう。
重大な病気が隠れている場合もあるため、決して軽視することはできません。

子どもの偏食を治すために親がすべきこと3選

子どもが偏食しなくなることを願ってやまないのは、すべての親御さんに共通していることでしょう。
何でも「美味しい♪」と言って食べてくれることが、親御さん自身の励みにも繋がりそうなものです。

自身のモチベーションのためにも、何よりも子どもの現在と未来のためにも、親御さんに是非実践していただきたい方法をご紹介いたします。
もちろん、調理方法を工夫する・味付けを変えるなど、料理そのものを創意工夫することも大事ですが、まずは凝り固まったその気の持ちようを変えてみましょう♪

究極の一言「食べられなくてもいいよ」

何を出しても全く口にしないというような状況は別ですが、偏食しているものを無理矢理食べさせようとしても逆効果です。
そこで、お皿の上に残っているものに対して「食べられなくてもいいよ」と言ってみましょう。
その一言で、子ども自身の張りつめていた気持ちが解きほぐされ、リラックスして食卓に臨むことができるでしょう。

よく「食卓は和やかな雰囲気で楽しい場でなければならない!」などと書かれた本や記事を目にし、必死になる親御さんも多いようです。
しかし、その「必死な姿」を、子どもが自然と感じ取り、委縮してしまうこともあるのです。
楽しい場にするためには、まず親御さん自身が楽しむことが有効です。
そのためには、「是が非でも食べさせなければ…!」という気持ちをまず取り払うことが重要でしょう。

思わず食べたくなる一言「これ美味しいな♪」

これは特に2~5歳までの幼児に有効な方法ですが、食べないものを、親御さん自ら食べて見せることで、子どもの食への意欲を引き出すことが期待できます。
子どもの方を見ながら、是非「あ、これ美味しいな♪」とニコニコしながら食べてみてください。
子どもは、何が行われているのかと不思議に思い、その姿をじーっと見返して来ることでしょう。

そこで更に一言、「要らないなら、全部食べちゃうよ。いいの?」とサラッと付け加えてください。
すると途端に焦りだして、自分から食べるようになる子どももいます。

外野の言葉は聞き流す

粗野な言い方をしてしまえば、外野は所詮外野です。
親戚の祖父母世代や、幼稚園・保育園の先生方など、何かと口うるさい人は、あなたの子どもを「偏食する子」という一面だけを見て苦言を呈しているにしか過ぎない場合が多いことでしょう。
しかし、偏食であるという一面は氷山の一角にしか過ぎず、子ども自身のすべてではありませんよね。
「食べない」にこだわらず、もっと子ども個人としての全体を見渡すと親御さん自身も楽になれるのではないでしょうか。
例えば、偏食はするけども、食事の準備や片付けは手伝ってくれるなど、子どもの言動を思い返すと、「食べることに興味がないわけではないから大丈夫!」と前向きにとらえることができるというものです。

一面を見て批判しているだけの人には、「ご忠告ありがたく拝聴します~♪」とだけ言っておき、大きく気にすることはありません。

端的に言ってしまえば、毎日しっかり食事をしていさえすれば、偏食は治まります。
色んな食材に触れさせるなどの親御さんの努力は必要ですが、成長とともに偏食しなくなり、気づけば何でも食べられるようになる場合がほとんどです。
言い換えれば、長い人生において一時的なものだと捉えることもできます。

できないこと・しないことに腹を立てるのではなく、できることに着目し、伸ばすことが有効でしょう。
偏食が治まるばかりか、ひいては子育て自体が楽しく有意義なものとなるのではないでしょうか♪

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おはる

第2子を妊娠中に「ボケ防止に…」と始めた勉強で保育士資格を取得。 認可保育園・病児保育所での勤務を経て、現在は会社員兼2児の母。 専門は日本語・英語での文化交流だったはずが、いつしか保育や社会的養護が生活の中心に。 ウサギさんと関ジャニ∞をこよなく愛する三十路少女(o゚▽゚)ノ♪