脳と身体の成長を応援!子どもにこそ食べさせたいDHAとは

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子どもの可能性は無限大!
心身ともにどんどん成長するし、何にでもなれる!と考えると、期待せずにはいられないもの。
少しでも才能を開花させるべく学習面での強化を行ったり、サッカーやスイミングといった習い事を日々忙しくされているご家庭も多いことでしょう。

毎日「何をして過ごすか?」ということも大切ですが、「何を食べるか?」も非常に大切であることは言うまでもありません。
特に、心身の発育に大きく関わって来るのがDHAです。

記憶力の向上などに作用し、何となく身体に良いことはわかっているけど、どう与えて良いかわからないというのがDHAの特徴でもあることでしょう。
今回は、身近なようで謎多き存在であるDHAを紐解いていくとともに、子どもに適切に与えるにはどうすれば良いかを考えていきましょう。

DHAってどんな栄養素?

DHAとは、ドコサヘキサエン酸の略称で、健康に良いとされるオメガ3系不飽和脂肪酸の一種です。
…というのは、よくある説明なのですが、結局「オメガ3系不飽和脂肪酸」というのがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

オメガ3系不飽和脂肪酸とは、人間の活動に必要な必須脂肪酸の1つなのですが、体内では作ることができないため、食品などから摂取し続ける必要があるものです。
低温でもサラサラの性質を保つため、血液の流れを良くする作用があるのです。

特にDHAの場合は、このオメガ3系不飽和脂肪酸の特長を持ちつつ、脳細胞の膜を軟らかくする効果が確認されているのです。
その結果として、記憶力を高め、学習機能が向上することがわかったのです。
これらの効果は、世界各国の数々の実験や研究論文にて立証されることとなりました。

子どもが摂るべきDHAの量は?

厚生労働省の提唱する「日本人の食事摂取基準」に基づき、大手食品メーカーであるニッスイが試算したところ、1日に必要なDHAの量は1500mgになるとのことです。
ただ、これは、3~5歳の幼児に関してのこと。
小学生やもう少し大きな子どもとなると、更なる量が必要であることが予想されます。

しかし、DHAは希少な成分であることから、摂りすぎること自体が困難を極めます。
また、万が一摂りすぎたとしてもサラサラとした質感から、体外へ排出されやすいものであり、身体に大きな害を及ぼすものではありません。

大人にも嬉しいDHAの効果

記憶力を向上させることから、認知症予防にも役立つなど、DHAは、大人にとっても嬉しい効果が期待できます。

それだけでなく、血液の流れを良くするという特質から、動脈硬化や高血圧を抑えるなど、生活習慣病を予防する効果があります。
コレステロール値や中性脂肪までもを下げる効果も確認されているため、心疾患や脳疾患のリスクを大幅低減するのにも役立ちます。

また、視力アップやアレルギー疾患の抑制、躁うつ病の改善などなど、その効果効能は多岐にわたっています。

このような幅広い効果から、DHAは、一家の健康が守られる栄養素とも言えるでしょう。

DHAが摂れる食材とは?

DHAといえば、マグロやブリといった回遊魚に多く含まれているイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。
確かに、これらの魚には、可食部100g辺りのDHA含有量が2000mg程度とダントツに高いものとなっています。

他にも、サバ・サンマ・ウナギなど、いわゆる「栄養豊富」とされる魚にはDHAが多く含まれているのです。

しかし、「魚」というだけで、どうしても身構えてしまう方も多いのではないでしょうか。
まして、子どもであれば、「臭いからイヤだ!」ということが、絶対にあるのです。

「じゃあ、魚が食べられないとDHAが摂れないの?」ということになりかねませんが、そんなことはありません!
魚の良い所だけを抽出したオイルがあるのです。

例えば、味の素から発売されている「毎日栄養オイルDHA&EPA」という製品。
見た目も香りも、ほぼサラダオイルと区別がつきません。
魚の生臭さや食感を一切感じることなく、料理に活かすことで、DHAの効果を得ることができるのです。

「魚だけではない!」ということがわかると、少し気が楽になりますよね。

効果倍増!?一緒に摂りたい栄養素は?

DHAのみを摂っていても、それなりの効果は期待できます。
しかし、同時に摂取することで吸収率が上がったり、相乗効果が期待できる栄養素もいくつか存在します。

例えば、EPA。先ほどのオイルにも一緒に含まれている栄養素です。
DHAに同じくオメガ3系の脂肪酸で、血中の中性脂肪やコレステロール値を下げる他、抗炎症作用や心を落ちつかせる作用が確認されています。
魚などの素材でも、サプリメントのような製品になっても、これらは一緒に含まれることが多く、セットで摂ることが推奨されています。

ただ、DHAやEPAは、あくまで脂肪酸、つまり油の一種であるのです。
空気に触れることで徐々に酸化し、その効果が失われて行くことが予想されるもの。

そこで、酸化防止のために摂り入れたいのが、ビタミンEです。
強い抗酸化作用を持ち、油分の酸化を防止するとともに、体内の活性酸素を除去するため、アンチエイジング効果も期待できます。
親御さんにとっては嬉しいものですよね。
子どもにとっても、皮膚トラブルを防ぎ冷えを予防するなど嬉しい効果があるものです。

脳と身体を活性化させるDHAレシピ

さて、これらの栄養を効率的に摂取するには、どのような方法があるのでしょうか?
新鮮なお刺身でたっぷり摂る!というのも有効ですが、もっと子どもに喜ばれる方法もあるんですよ♪

今回ご紹介するのは、私が勤めていた保育園の給食で実際に出されていたものです。
ご家庭の食卓でも是非取り入れてみてくださいね(*^▽^*)

海の幸たっぷりふりかけ

お出汁用の煮干しの頭を取ったものと、鰹節と海苔や昆布などの海藻類をお好みで用意します。
これらをミキサーにかけて粉々にするだけで完成です!

煮干しに下味が付いているので、追加での味付けは一切不要ですが、物足りないと感じる場合は塩を足してみてもOKです。
乾燥しているので、長持ちすることから、保存食としても便利です。
また、余計な手を一切加えていないため、お料理の幅も広がりますよ!

ご飯のお供になる他、サラダのトッピングにも使えるとあって、離乳食中期の赤ちゃんから年長さんまで大人気のレシピでした。
お魚の旨味と栄養がたっぷり摂れるのはもちろん、ごはんのお代わりが止まらなくなること請け合いです!

お魚サンドイッチ

ハムや卵などが挟まっていることが多いサンドイッチですが、その中身を魚にしてしまうというものです。
このメニューを取り入れた栄養士の先生は、「おしゃれなカフェのランチメニューでサバサンドを食べて思いついた」のだとか。
ありそうでなかった組み合わせですが、パンとお魚もなかなか相性の良いものです。

保育園での給食としては、実際には骨が取りやすいサバが使われることが多かったように記憶しています。
年齢の小さい子どもには、つみれのような状態にしたものを挟んでいたり、大きくなると切り身の焼き魚が挟んであったりもしました。

年齢に応じて形を変えることで、どの子どももお魚が摂れるものなのです。

どうしても魚がダメな場合のお助けアイテム!

いくら美味しそうなメニューを考案しても、魚の味や形はなかなか拭えないもの。
魚だということだけで全く手を付けないことも考えられます。

その場合にこそ、先ほどのオイルのような製品が役に立つことでしょう。
野菜を炒めたり、パンケーキなどを作る度にそのオイルを使うことで、DHAやEPAが自然と体内に取り込まれることとなるのです。
これを使わない手はないですよね。

しかし、このオイルに含まれるDHAの量は1日あたり450mg程度と決して多い方ではありません。

やはり、十分な量のDHAを摂取し続けたい!ということであれば、サプリメントが有効でしょう。
大人用が主流にはなっていますが、きちんと子ども用にと摂りやすくなった味や形状のサプリメントもあるのです。

また、子ども用のサプリメントであれば、DHAの他にも、成長期に欠かせないカルシウムやビタミンなどの栄養素も豊富に含まれています。
まさに、心身ともに伸び盛りな時期を応援してくれるものでもあるのですよ。

これらの力を借りながらも、子どもの大切な時期に必要な栄養素をしっかりと補ってあげたいものですね。

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おはる

第2子を妊娠中に「ボケ防止に…」と始めた勉強で保育士資格を取得。 認可保育園・病児保育所での勤務を経て、現在は会社員兼2児の母。 専門は日本語・英語での文化交流だったはずが、いつしか保育や社会的養護が生活の中心に。 ウサギさんと関ジャニ∞をこよなく愛する三十路少女(o゚▽゚)ノ♪