子どもの身長は朝と夜で違う!伸ばすコツはある?

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学期ごとなど、定期的に実施される身体測定の結果は、子どもだけでなく親御さんもワクワクするのではないでしょうか。
「前からどれぐらい伸びたかなぁー?」という期待と、「1mmでも多く伸びていて欲しい」との祈りにも似た願いを込めるものですよね。
そして、その数字に一喜一憂させられるものといっても良いでしょう。

しかし、その身長、いつ測りましたか?また、その数字は、果たして今の子どものすべてを反映していると言えるのでしょうか?
実は、見た目で感じることは難しいものの、誰でも朝と夜では身長に差が出るものなのですよ。

その差が出てしまう理由は何なのでしょうか?また、せっかく伸びたその身長を定着させるコツはあるのでしょうか?
検証していきましょう。

最大3cmも!朝と夜の身長差

1日のうちで、一番身長の高い時間は、朝です。
起きた瞬間から、徐々に身長は縮み続け、夜寝る前には朝起きた時よりも明らかに身長が低くなっているのです。

その差はなんと最大で3cmにものぼります!
3cmというと、うずらたまごの大きさ程度でしょうか。あのサイズが毎日増減していると思うと、何だかものすごいことのように感じますね。
身体の神秘を感じずにはいられません。

この現象、実は子どもだけではなく大人にも起こることなのです。
子どもほど増減の幅は大きくないものの、大人でもおよそ1cm程度、最大で2cmほどの伸縮が見られるのですよ。

なぜ夜に身長が縮んでいるの?

1日のうちでめまぐるしく伸縮する身長。「伸びるのは良いけど、縮むのはいただけない!」と目くじらを立てる方も多いのではないでしょうか。
この身長が縮むその原因は、体重と重力にありました。

地球に生きている限りは、誰しもこの重力の恩恵を受け、また、支配されているものでもあるのです。
地に足を付けて生活できる分、重さが下に下にかかることとなるので、体重が重ければその分だけ負荷がかかることとなるのです。

この重力の影響を大きく受け、身長の数値を大きく左右する原因は、身体のどこにあるのでしょうか?

伸び縮みの秘密は関節と椎間板だった!

重力は、全身を支える屋台骨となる部分にどうしてもかかりやすくなります。
それが、膝関節や背骨の間に挟まっている椎間板です。

二足歩行する人間の日々の活動そのものを支えている箇所でもあり、同時に、柔らかくクッション性にも富んでいるため、伸縮も自在です。
この柔軟性に優れた部位に体重がかかると、変形して潰れます。
例えば、椎間板だけでも23個あることから、これらの間隔が1日あたり0.5㎜ずつ減っていたとしましょう。
すると、これだけでも約1cmは縮んでいるということになるのです。

その伸縮は毎日の活動量によって変化し、例えば激しい運動をした日であれば、こういった部位への力も強くかかるため、身長の縮みも大きくなる傾向があります。
しかし、成長期の子どもの場合は一晩寝ればすっかり元通りになるので、「運動しないでおこう…」と心がける必要は全くありません。

因みに、膝関節などは、12歳ごろから急激に身長が伸びる頃特有の、いわゆる「成長痛」が現れる箇所でもあります。
身長が縮むだけではなく、伸びる際にも作用している部位であるのです。

必見!身長を伸ばすコツとは!?

身体測定だけを意識するのであれば、重力の影響をもろに受ける前である朝のうちに計ることや、前日にはきちんと睡眠をとることが必要です。
しかし、これらを心がけても、その効果はあくまで一時的なもの。1日のうちで時間が経つにつれ、たちまち身長が縮んでしまうことになるのです。
所詮は付け焼刃程度でしかないといったところでしょうか。

朝、せっかく伸びている身長。できればキープし、更に伸ばしたいですよね。
「付け焼刃」を「真の刀剣」に変えるために、できることを考えてみましょう。

身長を伸ばしたいのなら、骨を伸ばそう!

身体の根幹をなす骨を伸ばすことができれば、必然的に身長も伸びますよね。
つまり、身長を伸ばしたいのであれば、骨の成長を促すことを考える必要があるのです。

「骨と言えば、カルシウム!」と思いがちですが、それだけではありません。
確かに、カルシウムは骨そのものとなる主原料でもあります。しかし、カルシウムは「骨の強度を高める」ことに重きを置いており、「骨を伸ばす」ことは二の次であるのです。
「意識してカルシウムを摂ったはずだけど、背はそんなに伸びなかった」という大人の意見が数多く聞かれるのは、それが原因であるかも知れません。

骨を伸ばすのに欠かせないのは、たんぱく質です!
肉や魚といった動物性たんぱく質の王道とも言えるものももちろん良いのですが、骨を伸ばすのに特化し、最適化されているものもあるのです。
一例を挙げるならば、MBP(ミルクベーシックプロテイン)と呼ばれる、本来は牛乳に含まれる希少なたんぱく質が、骨を伸ばすのに大きく役立っていることがわかったのです。
カルシウムとたんぱく質を同時に摂り入れることこそが、身長を伸ばす近道であると言えそうです。

摂るべき栄養素をいつ摂る?

身長を伸ばすのに良い栄養素はわかったものの、闇雲に摂り続ければ良いというものではありません。
栄養のバランスが偏ることこそが、成長期における一番の大敵であるということは肝に銘じておきたいところです。
そのうえで、カルシウムとたんぱく質をいつ摂るか?ということに着目してみましょう。

結論から言うと、これらの栄養素は夕食で、できれば就寝の2~3時間前までに摂っておくのが理想的です。

それというのも、まず他の食事の栄養素とともに腸で吸収され体内で有効に働きやすくなります。
加えて、夕飯という時間帯が、1日の活動の終息を表し、「あとはゆっくり休むだけ♪」という身体をリラックス状態にさせるものでもあります。

更に、睡眠中の、特に夜10時から翌2時までの4時間は「ゴールデンタイム」とも呼ばれ、脳下垂体から成長ホルモンが分泌される時間帯となっています。
この成長ホルモンが分泌されると、身体の成長が促進されますが、一方で、カルシウムが血中に溶け出しやすくなり、骨に不足しやすくなってしまうのです。
そこを、夕食で摂取しておいた栄養素が活かされるため、有効に成長が促進され続ける効果が期待できます。

また、これらの栄養をサプリメントで補うときも同様のことが言えます。
なるべく就寝前に摂り、成長ホルモンが分泌されているそのときにサプリメントが力を発揮することで身長に有効に働くことが考えられます。
上手に摂り入れて、朝の身長をより伸ばせるようにしていきたいですね。

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おはる

第2子を妊娠中に「ボケ防止に…」と始めた勉強で保育士資格を取得。 認可保育園・病児保育所での勤務を経て、現在は会社員兼2児の母。 専門は日本語・英語での文化交流だったはずが、いつしか保育や社会的養護が生活の中心に。 ウサギさんと関ジャニ∞をこよなく愛する三十路少女(o゚▽゚)ノ♪