【年齢別】子どもの身長を伸ばすストレッチをしよう!

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子どもの身長を伸ばすためには、食事・睡眠も大切ですが、それと同じぐらいに運動も大切なものです。
とはいえ、「うちの子、運動嫌いなんだよね…」という親御さんのお悩みも多き聞かれるのも確かです。

現に、文部科学省が行った最新の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、男女ともに1週間あたりに60分未満しか運動をしないという割合が最も多いとの結果も得られています。
これは、1日に平均すると10分足らずしか身体を動かしていないことになり、成長期における運動不足が懸念されるところです。

更に、運動不足であることで体力低下・運動能力の低下のみならず、平均身長も低下しているということがわかっています。
1950年の調査開始以来、徐々に伸び続けた平均身長は、2000年ごろを境に伸びなくなってしまっているのです。
それどころか、ピーク時から男子は0.2cm、女子は0.3cmと、わずかながら下降している傾向にもあるというのです。
この波に、大切な我が子を乗せてしまいたくはないものですよね。

しかし、運動が嫌いという事実はなかなか変えられない、しかし、毎日何とか少しずつ身体は動かして欲しいもの…。
そんなときにこそ、ストレッチという方法がありますよ!
時間・場所問わず、思いついたその場でサッと行えるのも手軽で嬉しいポイント。

「めんどくさい…」が口癖になってきた子どもにこそ試してほしい、年齢に応じたストレッチをご紹介いたします!

日常生活には伸びるチャンスがいっぱい!

赤ちゃんが自らの意思で動き始めた、その瞬間から、身長を伸ばすための行動は始まっています。
例えば、生後4~5か月ごろで寝返りのために動き始めますが、ちょっと数10cm動くだけでも一苦労している姿が目に浮かぶことでしょう。
首の筋肉や、手・足・腰など、まさに全身運動であるのです。
その証拠に、寝返りの途中で疲れて泣き出してしまったり、眠ってしまう赤ちゃんも居るほど。

「脳科学おばあちゃん」としても知られる久保田カヨ子さんの著書では、「寝返りは運動能力を高める第一歩。生後3か月ごろから手助けしながら寝返りさせると良い」としています。
動き出したら運動を応援してあげるかのように身体を動かすことで、心身の発達が早くなるのだそうですよ。

更に、新生児から1歳までは、人生で最大級に大きく伸びる時期でもあります。
身長であれば平均して1年で25cmも伸びるのですよ!このチャンスを生かさない手はありませんよね。

そうこうしているうちに、あっと言う間に歩き始め、あっと言う間に走り回るようになります。
日に日に活動が活発になる子どもは、朝起きてから眠るまで、むしろ眠っている時すら大きく伸びるチャンスであるのです。

急激に伸びる前に!6~10歳のストレッチ

幼稚園や保育園では、子どもに生活のリズムを体得させながら、「子どもをいかに疲れさせるか?」が根底にある教育・保育がなされます。
特に保育園では、「子どもには休息が必要だから~…」という建前はあるものの、保育士自身の休憩・保護者への伝達事項を書くこと・掲示物の作成…などなど、寝かしている間にこそ片付けたい仕事が盛りだくさん!
それゆえ、是が非でも子どもを寝かせておきたいわけです(^^;

それが、小学校に入ると一変して、45分机に向かって書いたり、考えたりと、「学習の基礎」に重きが置かれるようになります。
子どもによっては学校外にも塾や各種習い事があったりと、ただでさえ減ってしまった運動の機会が、更にグッと減ってしまうことにもなるのです。
「運動する時間がない」が、やがて「めんどくさい…」に繋がりかねない年代でもあると言えます。
しかし、来たる「伸び盛り」に備えておきたいものですよね。

そこで、寝る前と朝起きた時に布団でできるストレッチは、いかがでしょうか。

寝転がった状態で、手を頭の上に組み、グーッと全身で背伸びをするだけです。
これを、5回ほど繰り返すと良いでしょう。
寝る前であれば、1日の活動で重力などによってちょっと縮んでしまった身長を伸ばす手助けができます。
朝起きた後であれば、せっかく受けた成長ホルモンの恩恵を、全身に行きわたらせるのに大いに役立つ他、重力による縮みを穏やかにしてくれることが期待できます。

これなら、ちょっとばかり「めんどくさい…」が口癖でも、準備なしですぐに行えますね。

伸び盛り!11~15歳のストレッチ

小学校高学年になると、筋肉が発達して運動能力が向上し、何もせずとも身長が伸びそうなものです。
確かに、そのとおりなのですが、その伸び率に大きな差が生じる時期でもあると言えるのです。
まさに、「するとしないでは大違い」にもなりかねません。

まず、身体が伸びるためには柔軟性が必要とされています。
例えば、ポータブルゲーム機やスマートフォンなどが普及したことにより、ますます猫背に拍車をかけることとなりました。
この猫背は、背骨だけでなく肩甲骨や首・肩など、あらゆる箇所を凝り固めてしまう原因となり、せっかくの「伸びる力」が損なわれることにもなります。
背筋を伸ばし、胸を張って肩を横に押し広げることが、柔軟な身体をつくる第一歩にもなりますよ。

加えて、スクワットや前屈を取り入れると、脚・背筋ともに伸びて身長にも良い作用が期待できます。
ただ、筋トレのようにスピーディーに行うのではなく、なるべくゆっくりした動作で行うようにしましょう。
また、同時に深呼吸をしながら行うのも効果的です。
前屈で曲がるときや、スクワットで膝を曲げるときには、ゆっくりと吐きながら。戻る際にはゆっくりと吸いながら行うのが良いでしょう。

忙しい毎日であっても、隙間時間に手軽に行えるのがストレッチの最大のメリットでもあります。

ストレッチと一緒にしたいツボ押し

運動による外的な力で身体を伸ばすのがストレッチであるならば、ホルモンの分泌を促して内側から伸びる力を促進するのがツボ押しです。
直接身長を伸ばしにかかるツボはありませんが、成長ホルモンの分泌を促すことで、結果として身長を伸ばすことができるようになるのです。

例えば、足の親指の裏には、脳下垂体を刺激するツボがあります。
脳下垂体と言えば、成長ホルモンの分泌を司る重要な箇所であると同時に、心を落ち着ける作用をもたらす機能もあります。
ストレスを軽減することも身長が伸びるのには大変重要なことなので、ダブルで効果をもたらすというわけですね。

ツボ押しは、ゆっくりと押して離す動作を何回か繰り返しましょう。
寝る前の約10分間で行うのが効果的とされています。

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おはる

第2子を妊娠中に「ボケ防止に…」と始めた勉強で保育士資格を取得。 認可保育園・病児保育所での勤務を経て、現在は会社員兼2児の母。 専門は日本語・英語での文化交流だったはずが、いつしか保育や社会的養護が生活の中心に。 ウサギさんと関ジャニ∞をこよなく愛する三十路少女(o゚▽゚)ノ♪