子どもの身長を伸ばすにはアルギニンが大事!成長に嬉しい効果とは?

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「できれば子どもには背が高く成長してほしいな…!」と願う親御さんが増えているようですね。
私も保育現場に居た頃、よく子どもの身長や体重に一喜一憂する親御さんを数多く見てきました。
特に、男の子の親御さんほどそれらを気にされる傾向があり、月1回の身体測定の表を見ては「うちの子は大きいんですか?小さいですか?」などと食い気味に迫って来られたものでした(^^;

当時は何故だかよくわからなかったものですが、後々学んでわかったのが、身長が高いと将来恋愛や年収において有利になりやすい傾向があるからだそうですね。
中でも、オーストラリア国立大学とシドニー大学が行った共同研究で「身長が平均よりも5cm高い男性は、年収も1.5%ほど高くなる」との結果を得られたとのことです。
日本にもそれがあてはまるか?というとまた別の話であるかも知れませんが、とにかく、背が高いに越したことはないようです。

これは、親御さんも躍起になるはずですね…!
しかし、身長を伸ばすのに必要な栄養素をきちんと理解して子どもに与えているでしょうか?
「身長=牛乳!」と、安易に考えていらっしゃいませんか?

牛乳よりも大事な、注目すべき成分が、「アルギニン」というものです。
今回は、このアルギニンの作用に注目して、身長を効果的に伸ばす方法を考えていきましょう♪

アルギニンって何?

アルギニンとは、アミノ酸の一種です。
元は、疲労回復や性機能を改善する成分として、主にパワーアップを目的として多く摂取されていましたが、成長ホルモンを分泌させる効果があるとして大きな注目が集まっています。
それゆえ、成長著しい子どもには欠かせないことから「成長期における必須アミノ酸」とされているほどなのですよ。

どんな食材に多いの?

アミノ酸の一種ですので、アミノ酸が多く含まれているものに、必然的に多く含まれる傾向があります。
肉・魚・大豆といったたんぱく源となり得るものや、ナッツ類・玄米といったビタミンを豊富に含むものにもアルギニンが多く含まれています。

中でも、カツオやマグロといった回遊魚に特に豊富に含まれていることや、これらの魚には、同時に摂取することでアルギニンの吸収率が高まるビタミンBも豊富であることから、より効果的に取り入れることが期待できます。
また、熱を加えてもアルギニンは損なわれにくいというのも大きな特長です。
生食も、焼いて食べるのも、はたまた鰹節やツナ缶でもOKとなると、家庭での調理の幅も広がりそうですね。

アルギニンが身長を伸ばすのに役立つワケ

アルギニンは、脳下垂体前葉から分泌される成長ホルモンを合成する働きがあります。
この成長ホルモンの働きによって、代謝を調節したり、骨や筋肉の成長を助け、バランスのとれた成長を促すのです。

反対に、成長期に成長ホルモンが不足すると、成長が阻害されて低身長になったり発育不全が生じる他、体脂肪の増加や筋力の低下、免疫力の低下など、外見だけでなく健康面全体でも大きな影響を及ぼします。

本来は体内でも合成されるアミノ酸ですが、子どもはその働きが十分ではないため、適切な発育を促進するためにも積極的に摂り入れる必要があるのです。

アルギニンを効果的に摂り入れる方法は?

実は、アルギニンは現代の食生活で不足しがちな栄養素としても知られています。
それというのも、肉・魚など、食物に含まれるアルギニンだけでは、その効果が不十分であるためなのです。

アルギニンの摂取目安量は明確には定義されていないものも、効果的に働かせるためには1日2000~400mgほどが必要とされています。
これは、クロマグロのお刺身150~300g分に相当する量!
…いかに大変かがおわかりいただけるのではないでしょうか。

「毎日こんなに食べられない!」という方でも、効果的にアルギニンを摂り入れるコツはあるのでしょうか?

夕飯で摂ろう!

成長ホルモンは、夜10時から翌2時のいわゆる「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯に多く分泌されます。
ですので、その直前の食事である夕飯でアルギニンを多く摂っておくと、成長ホルモンの分泌に有効であり、身長を伸ばすことが期待できます。

また、ゴールデンタイムの間は、深く眠りについていればいるほど、成長ホルモンがより効果を発揮しやすくなります。
「寝る子は育つ」とはよく言ったもので、夜更かしをせず、ぐっすり眠ることも、身長を伸ばすのに大変有効な手段です。

「L-アルギニン」のサプリを選ぼう!

クロマグロが毎日たっぷり食べられる方には、あまり必要ないかも知れませんが、アルギニンを有効に摂取するにはサプリメントという方法もあります。
適切な量のアルギニンを毎日摂取することで、成長ホルモンの分泌を促進し、結果、身長を伸ばすことに役立ちます。

もし、サプリメントを用いたいといった場合には、できれば「L-アルギニン」と書かれたものを摂りましょう。
体内で作用し、成長ホルモンの分泌を促すのは、このアルギニンです。
一方、海外製品を中心に「D-アルギニン」と記載されたものも見かけることがあるかも知れませんが、こちらは摂取してもそのまま体外に排出されるため、成長ホルモンには作用しないものとなっています。

単に「アルギニン」とだけ記載がある場合は、先の「L-アルギニン」である場合がほとんどですが、心配な場合は、薬剤師やメーカーに確認してから飲み始めるようにしたいですね。

摂り過ぎるとヘルペスに…

どんなものでも摂り過ぎは良くありませんが、アルギニンにも同じことが言えます。
1日の摂取目安量を大きく逸脱する場合は、下痢・腹痛・肝機能障害など、多くの弊害をもたらす危険性があります。

中でも、ヘルペスウイルスは、アルギニンを使って増殖していく特徴があります。
身体を元気にするものは、ウイルスをも元気にしてしまうということなのでしょうか…。
ヘルペスの対策のためには、同じくアミノ酸の一種であるリジンとともに摂取し、体内のバランスを整えておく必要があります。

アルギニンに留意しながらバランスの良い食事を心がけ、よく食べ・よく眠ることが、成長を促す大きな根幹をなしていると言えそうですね。

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おはる

第2子を妊娠中に「ボケ防止に…」と始めた勉強で保育士資格を取得。 認可保育園・病児保育所での勤務を経て、現在は会社員兼2児の母。 専門は日本語・英語での文化交流だったはずが、いつしか保育や社会的養護が生活の中心に。 ウサギさんと関ジャニ∞をこよなく愛する三十路少女(o゚▽゚)ノ♪